旅行がしたくて留学した女子大生の話

リヨン第2大学に留学中の地方大学生ががんばらないブログ

TGVが30%オフ!最強Carte jeune(カルトジュンヌ)の話

 

 

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今回は、フランスの新幹線TGVがめちゃくちゃに安くなるCarte jeune(カルトジュンヌ)についてです!

 

こんにちは、はなです。

 

フランスに留学したからには、各地を回ってみたいですよね?かくいう私も留学の目的の半分は旅行です笑

でもお金が心配...という人、このCarte jeuneがあれば安く鉄道の旅ができますよ!

 

目次

 

 

Carte jeuneとは?

 

Carte jeuneとは、

12-27歳の若者が作れるフランス国鉄SNCFの割引券(年50ユーロ)

です。

 

年間50ユーロがかかりますが、すごい割引率なのでとても安いです!!!!

SNCFホームページには、最低往復2回で元が取れると書いてあります。

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Carte de réduction Jeune | SNCF

 

 

どんな割引があるの?

 

  1. TGVなどのフランス国内の鉄道が30%オフ
  2. ドイツ、イタリア、スペイン、ルクセンブルク、スイスへの鉄道が25%オフ(スイスへはTGV Lyria鉄道のみ)
  3. 早割チケットPrem'sがさらに10%オフ
  4. すべてのTER(フランスの地方間を結ぶ普通列車)が最大50%オフ
  5. TGVとIntercitésの車内食が15%オフ
  6. iDAVISのレンタカーが15%オフ
  7. 希望の住所への手荷物配達が25%オフ
  8. UCPA(スポーツ協会)のスポーツ体験予約が5%オフ

 

 

どの鉄道で割引が効くの?

 

フランス国内のすべての鉄道で割引が効くわけではありません。が、かなり多くの鉄道で使えます!

  1. TGV(テージェーヴェー):TGVのブランドINOUI, Lyria(スイスと結ぶ)でも有効
  2. Intercités(アンテルシテ):地方都市間を結ぶ長距離在来線
  3. TER(テーウーエル):地方間を走る普通列車
  4. フランスと、ドイツ・イタリア・スペイン・ルクセンブルクを結ぶ鉄道

 

以上の詳細はSNCFのホームページ(仏語、英語、独語)にもありますので、詳しく知りたい方はそちらを参照してください。

 

Carte jeuneを作る

どこで作れるの?

 

SNCFの窓口で作れます!

窓口は、SNCFの駅があるところにあるので、いつも使っている駅では買えないかもしれません!

また、リヨンの交通機関TCLの事務所とはちがうのでご注意を!

 

詳しい駅の詳細は次の項で!

 

 

作るときに必要なもの

 

  • 50ユーロ
  • パスポートなどの身分証明書
  • 住所
  • e-mailアドレス
  • フランスで繋がる電話番号(あれば)

 

 

Carte jeuneの作り方

窓口の場所

Carte jeuneを買えるのは、SNCFの駅、つまりTGVなどの国鉄が停まる駅だけです。

 

リヨンは、

  • Part-Dieu(パールデュー)駅
  • Perrache(ペラーシュ)駅

で買うことができます。

 

※メトロやトラムの駅とTGVの駅は違うので注意して下さい!

 

 

Part-Dieu駅の場所

 

 

 

Perrache駅の場所

 

 

 

Part-Dieu駅で実際に買ってきた(写真付き)

窓口までの行き方

 

私はPart-Dieu駅の窓口で作りました!その時の様子を説明します!

 

バスを降りた私は、Google先生にしたがってこんな広場を歩いて行きました。

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するとありました国鉄駅!「Gare SNCF」と書いてあるのがそうです!

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中に入って「Accueil」を目指していきました。しかし実際は「Boutique」でしたね笑

日本で言う、みどりの窓口みたいなとこです。

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窓口には「Départ aujourd'hui(今日出発)」(←aujourd'huiではなく別な単語だったかもしれません、記憶あやふやです笑)と、「Départ un autre jour(別日出発)」がありました。

別に今日出発するわけではないし、そっちのほうが空いてたので、Départ un autre jourの発券機で整理券を発行。(Départ sujourd'huiのほうでもCarte jeuneは作れると思うので空いてる方に行っていいと思います!笑)

↓フランス語の他に英語、イタリア語、スペイン語が選択できました。

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Départ un autre jourのほうの待合室で自分の順番を待ちます。

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Boutiqueは、平日の昼間だったからか、とても空いていました。まったく待つことなく番号を呼ばれました。

↓右上の画面で呼ばれるので表示された番号の窓口に進んでください。

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そこからの流れは簡単でした。そして窓口のお姉さんがめちゃくちゃわかりやすいフランス語で話してくれて、めっちゃ優しくて涙ちょちょぎれました。

 

 

窓口での購入の流れ

 

私「Carte jeuneを作りにきました」

お姉さん「じゃあ身分証を見せてくれる?」→パスポートを差し出す

    「Carte jeuneは年50ユーロかかるわよ、OK?」

私「オッケーでーす」

お姉さん「この紙に住所とe-mailアドレスと、電話番号があればそれも書いて」

お姉さん「旅行日はいつ?(Carte jeuneをいつから有効にするかという意味)」

私「旅行の予定はまだないです(ここで指定したらその日から一年有効になると思います!)」

お姉さん「じゃあ今日からにするわね、50ユーロお願い」

 

これで終了でした!あっけない!

 

そして発行されたCarte jeuneがこちら↓

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「カード」というよりも、航空券みたいな感じですね笑

 

最後にお姉さんに、「あとで自分で証明写真を貼ってくれる?そしたらこのシールで保護してね」と言われ渡されたのがこちら↓

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帰ってから、この「Photo récente obligatoire」のところに証明写真を貼って保護シール、しました。

 

Carte jeuneはこんなファイル?に入っていて、三つ折りにすることができました!

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 というわけで、優しいお姉さんに元気をもらい、そのままPart-Dieuのショッピングセンターに向かった私でした。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

結構意気込んで行った割には、受付のお姉さん優しかったし、並ばなかったし、すぐ作れたし、受付のお姉さん優しかったし(まじで重要)、拍子抜けでした。

 

絶対お得なので、とりあえず買っとくのもアリだと思います!

往復2回分はTGVに乗らなきゃいけない=旅行しなきゃいけない=旅行できる!!!!

という論法も作り上げることができますよ。

 

ではまた!